「現代産婦人科」
投稿規程

学術論文投稿規程

名称について

中国四国産科婦人科学会機関誌は「現代産婦人科」。英文名はModern Trends in Obstetrics & Gynecology,略号はMod Trends Obstet Gynecolとする。

投稿について

  1. 本誌に投稿するものは,共著者を含め原則として本会の会員に限る
    非会員を掲載する場合は,単年度会費を事務局に納入する。
    学生,初期研修医名を掲載する場合はこの限りでなく,単年度会費を徴収しない。
  2. 本誌は年3回発刊し,第1号の〆切は6月30日,第2号の〆切は12月25日とする。なお,Supplementは学会抄録集とする。
  3. 本誌に投稿した論文の著作権は中国四国産科婦人科学会に所属する。
  4. 論文の種類は原著,症例報告とする。総説,診療指針,内外文献紹介,学会関連記事,座談会記事等は編集委員会が承認したもの,あるいは依頼したものとする。
  5. 論文は他紙に未発表のもので,それ自身で完結してなければならない。続報形式のものは認めない。
  6. 論文は和文とし,欧文は受け付けない。ただし,図表はこの限りでない。
  7. 投稿の方法は電子投稿に限る。オンライン投稿・査読システム(https://mc.manuscriptcentral.com/mtog)にアクセスし,必須事項を入力の上,表示される指示に従って投稿すること。 
  8. 本誌は査読制を敷く。原稿の採否は査読者の意見を参考にして,編集委員長が決定し,事務局から通知する。採録決定日以降に,論文の「掲載予定証明書」を編集委員長名で発行することができる。
  9. 採録(受理)された論文は本会ホームページ上で公開される。掲載料は組上り6頁(概要,本文,図表,写真,文献を含む)までは,1万円とする。6頁を越える部分の刊行に要する費用は著者に別途請求する。
  10. 別冊については送料を含め全額著者負担とする。これらの費用は論文が掲載された時点で徴収する。

論文の書き方

  1. 原稿の長さは文献,図表も含め8,000字以内とする。なお表題,概要,英文抄録は字数に含めない。図表は1点400字で換算する。
    その他の原稿の長さは編集委員会の指示に従う。
  2. 文字原稿の作成は,A4版横書きで,Microsoft Wordを使用すること。
    査読のため各頁下に頁数,各頁左端に行番号を付けること。
  3. 本文の記述の順序は,
    1頁目:表題,所属,著者名(それぞれ英文も併記),連絡先(筆頭著者の氏名,
    メールアドレス.所属施設の名称,住所,電話,FAX番号)
    2頁目:概要(800字以内)とキーワード(日本語5つ以内,英語5つ以内)
    3頁目:英文抄録200単語以内(double spaceで入力のこと)
    4頁目以降に【原著論文】緒言,方法,成績,考案,文献,図表の順に,【症例報告】緒言,症例,考案,文献,図表の順に記載する。本文中には図表の引用個所を明示する。
  4. 図表はMicrosoft Word, Excel,Power Pointを用いて作成し,1枚ずつに分けて番号を付ける。タイトルおよび説明文は本文の文献の後にまとめて記載すること。光顕写真には撮影倍率もしくはスケールを入れること。なお学会発表に用いたPower Pointによる図表はそのまま使用せず,投稿に適した形に修正すること。また,他雑誌からの図表を引用する場合は,著者の責任で使用許諾をとっておくこと。
  5. 単位,記号はm, cm, mm, g, mg, μg, l, ml, ℃, pH, N, M, Ci, mCi, μCiなどとする。
  6. 英語のつづりは米国式とする(例:center, estrogen, gynecology)。
    外国の人名,地名は原語のまま記載する。
  7. 学術用語は日本産科婦人科学科用語集および日本医学会の用語集に従う。
  8. 投稿にあたり,個人情報の取扱いは「個人情報保護法」を遵守すること。特に遺伝性疾患やヒトゲノム・遺伝子解析を伴う症例の報告では,「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」 (文部科学省・厚生労働省・経済産業省,平成20年12月1日改正) を遵守すること。なお症例について記載する時には,プライバシー保護の観点から,必要最小限の情報のみを記載する(来院日や手術日などの具体的な記載はせず,第3病日,X + 3年後といった記述にする。摘出標本,病理組織,画像の中に含まれる日時,個人を特定できる番号などは削除する)。また,対象となる個人からは同意を得ておくことが望ましい。
  9. 臨床研究や治験に関する論文,ガイドラインに記載されていない診療方針を含む症例報告は,インフォームド・コンセントを得た旨および所属施設・機関等の倫理委員会・治験審査委員会の承認を得た旨を記載すること。なお,編集委員会よりその証明を請求する場合がある。

利益相反について

  1. 論文について開示すべき利益相反状態があるときは,投稿時にその内容を明記する。利益相反状態の有無の基準は,日本産科婦人科学会の「利益相反に関する指針」運用細則による。
  2. 特定の医薬品・医療機器の使用経験などに関する論文の場合には,利益相反に関する記載が必要である。

文献記載について

  1. 文献の引用は論文に直接関係あるものにとどめ,文献番号は本文に現れた順に1,2,3…と付ける。
  2. 本文中では引用部位の右肩に文献番号1)2)…をつける。なお著者名を記載する場合,2名以上の際には「山川ら」(和文),「Harris et al.」(英文)と略す。
  3. 文献は著者名全員と論文の表題を入れ,次のように正確に記載する。和文誌の雑誌名は医学中央雑誌収集誌目録略名表(医学中央雑誌刊行会編)に,欧文誌はIndex Medicusによる。

    例【学術雑誌】著者名(全員).表題.雑誌名 発行年(西暦); 巻: 頁-頁.
    新井太郎,谷村二郎.月経異常の臨床的研究.日産婦誌 1976; 28: 865-871.
    Langer O, Berkus MD, Huff RW, Samueloff A. Shoulder dystocia should the fetus weighing greater than or equal to 4000 grams be delivered by cesarean section? Am J Obstet Gynecol 1991; 165: 831-837.

    例【書籍(一般)】著者名[, 編者名].書名[, 版数].発行地: 発行所, 発行年(西暦)[; 引用頁-頁].
    遠藤幸三.実地婦人科手術 改訂第2版.東京:金原出版,1982.
    Rock JA, Thompson JD (eds) Telende's Operative Gynecology, 8th edn. Philadelphia: Lippincott-Raven, 1996.

    例【書籍(分担執筆)】著者名. 表題. 編者名. 書名[, 版数]. 発行地: 発行所, 発行年(西暦); 引用頁-頁.
    岡本三郎.子宮頸癌の手術.塚本 治編.現代産婦人科学Ⅱ.東京:神田書店, 1975; 162-180.
    Hoffman MS, Cavanagh D. Malignancies of the vulva. In: Thompson JD and Rock JA (eds) TeLinde’s Operative Gynecology, 8th edn. Philadelphia: Lippincott Williams & Wilkins, 1997; 1331-1384.

    例【ウェブサイト(Website)】著者名. 表題. ウェブサイト名.発表年(西暦), ウェブサイトのURL. [確認した日付.]
    政策統括官付参事官付人口動態・保健社会統計室. 人口動態調査.厚生労働省. 2019, https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1.html. [2019.09.01.]
    Committee on Publication Ethics. What to do if you suspect plagiarism: (a) Suspected plagiarism in a submitted manuscript. Available at: https://publicationethics.org/files/plagiarism%20A.pdf. [2019.09.01]

査読・校正について

  1. 編集委員会からの査読結果,意見に対して,筆頭著者はオンライン投稿・査読システム上で返答する。
  2. 著者は編集委員会からの査読結果,意見に対し,①どこをどのように修正したかの回答書,②修正部をハイライト表示(もしくは赤文字と下線で表示)した修正原稿を指定期限以内に再提出する。
  3. 期日を経て,編集委員会に何の連絡もない場合には,投稿を辞退したものと見なす。
  4. 掲載論文は初校のみ著者校正とする。ただし組版面積に影響を与えるような改変や極端な組み替えは許されない。
  5. 英文表題および抄録は,事務局で一括してネイティブチェックを依頼し,初校の際に著者が校正する。ネイティブチェックの費用は著者に別途請求する。ただし著者が独自にネイティブチェックを依頼することを妨げないので申し出ること。

罰則規定について

本誌はねつ造,二重投稿,剽窃・盗用などの不正行為を禁止する。発覚した場合は,採録を取消し,筆頭著者・共著者は,その後3年間投稿禁止とする。

転載許諾について

  1. 本誌に掲載された図表の,他誌への転載を希望する場合には,別紙の「転載許諾のお願い」に記載し,切手を貼付した返信用封筒を同封の上,当編集委員会事務局宛に郵送する。なお「転載許諾のお願い」の書式は,中国四国産科婦人科学会のホームページからもダウンロード可能である。
  2. 転載の可否は,編集委員長が決定する。承諾の場合には,転載許諾印を押し返却する。
  3. 転載の際には,掲載を予定する書籍にその出典を明示する必要がある。

お問い合わせ

〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1
岡山大学医学部産科・婦人科学教室内
「現代産婦人科」編集委員会事務局

TEL:086-235-7320 FAX:086-225-9570
E-mail:obgyn@cc.okayama-u.ac.jp

編集委員会
編集委員長:増山 寿
編集委員:岩佐 武,金西 賢治,原賀 順子

昭和61年10月18日改定
平成14年 9月28日改定
平成15年9月28日改定
平成17年10月16日改定
平成18年10月8日改定
平成24年9月23日改定
平成26年9月14日改定
平成27年9月6日改定
令和元年9月22日改訂
令和2年9月23日改訂
令和3年9月20日改訂
令和4年9月18日改訂
令和6年9月23日改訂