ご挨拶

中国四国産科婦人科学会の会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。この度、第74回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会を2022年9月17日(土)〜18日(日)の2日間開催させて頂きます。

前回の学術集会は、Covid-19感染症の中、岡山大学の皆様におかれましては大変ご苦労され素晴らしい学会を開催されました。心より敬意を表します。今回も、感染状況を見据えながら運営したいと存じます。誠に恐縮ですが、現地開催を目標にご支援賜りますよう、また状況によってはリモート形式などになることもご理解の程何卒宜しくお願い申し上げます。

今回は、Plus oneセミナーは四国とくに高知では脅威である南海トラフ大震災のトリアージを取り上げました。また、教育講演には、専門医機構の共通講習として中国四国がんプロの教育システムや、周産期のリスクマネージメントなど、領域講習として女性ヘルスケア、また臍帯血による新しい脳性麻痺治療の現状などを構成いたしました。スポンサードセミナーにも、HBOC、NIPT、HPVワクチン、生殖医療など領域講習を含みご講演いただく予定にしております。一般演題においては多くの若手の先生方にもご登壇いただき、心地良い緊張感の下、ご発表・ご討議頂けることを願っております。

今回の学術集会が、Covid-19感染が収束・終息して中国・四国の先生方の活発な議論の場になりますこと、また親交による幅広い人脈形成や若手医師への継承の場となりますことを祈念しております。久しぶりに秋宵の高知も楽しんで頂けることを祈りつつ、教室員一同鋭意準備を進めてまいります。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

2021年11月26日