第67回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演のご案内

ご挨拶

第67回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会を山口県宇部市で開催するにあたり、会員の皆様にご挨拶を申し上げます。

本会は、すでに67回を迎えようとしている歴史と伝統のある学術講演会です。本会を少し振り返りますと、私は、平成18年にも第58回の本学術講演会をお世話させていただきました。その時から、会員相互のコミュニケーションを深め親睦をはかるための総懇親会や、大学間での医局長の情報交換ができるような親睦会が復活しました。今では、大学間も含めて会員がお互い親しくなり活発に意見交換や情報交換を行なうことができるようになったと感じています。今回も、ますます中国四国地区から情報発信ができるような医療・医学の発展や優れた人材の育成に繋がるような学術講演会を開催できるようにプログラムを組みましたので、簡単にご紹介させていただきます。

特別なプログラムとしては、精力的に仕事をされている優秀な若手産婦人科医師の中から、リサーチアップデートとして基礎研究の成果発表を4題お願いしました。さらに、最近臨床の場で話題になっている演題として、母体血を用いた出世前診断についての現状を昭和大学の関沢明彦教授に、また、がん・生殖医療 (oncofertility) 領域における卵子・卵巣の凍結保存について聖マリアンナ医科大学の鈴木 直教授に特別講演をお願いしています。レクチャープログラムとしては、宮崎大学の鮫島 浩教授に胎児心拍モニタリングについて、がん研有明病院の竹島信宏先生に卵巣癌におけるベバシズマブ療法の解説をお願いしています。さらに、本年度は、新しく教授に就任されました島根大学の京 哲教授と高知大学の前田長正教授の教授就任講演があります。長年にわたるご研究の成果を拝聴できる機会であり非常に楽しみです。学会賞受賞講演としては、徳島大学の松崎利也先生によるご講演をお願いしております。一般演題につきましても、周産期、腫瘍、不妊・内分泌などの各分野から、84題もの多数の御応募をいただきました。活発な討論がなされることを希望いたします。そして、今回から、新たに、指導医の認定に必要な指導医講習会も設定しており、山口大学附属病院薬剤部の古川裕之教授に臨床研究について非常にわかりやすい解説をお願いしています。このように、今回の学術講演会も、非常に盛りだくさんの講演を企画いたしましたので、会員の先生方にとって、きっと有意義な学術講演会になるものと信じています。

最後に、本会の開催にあたり、御支援、御協力を賜りました各位に厚く御礼申し上げます。教室員および同門会員を上げて準備をいたしておりますので、多数の皆様の御来宇をお待ち申しております。

平成26年8月

写真:会長 杉野 法広

第67回中国四国産科婦人科学会

会長杉野 法広

山口大学大学院医学系研究科産科婦人科学 教授

会長

杉野 法広

会場

ANAクラウンプラザホテル宇部

〒755-8588 山口県宇部市相生町8-1
TEL:0836-32-1112

会場について(PDF:110KB)

会期

平成26年9月13日(土)~14日(日)

9月13日(土)理事会、学術委員会、一般講演、特別講演など

9月14日(日)一般講演、評議員会、総会、共催セミナーなど

日程表(PDF:109KB)

懇親会

9月13日(土)ANA クラウンプラザホテル宇部(講演会終了後)

一般演題応募方法

申し込み方法
演題はE-mailのタイトルに「中四演題応募」とご記入の上、下記アドレスへお申し込みください。抄録はMS Wordで作成し、演題名、施設名、発表者(ふりがな)および共同演者、内容抄録(600字以内、MS明朝、12ポイント)の順にまとめ、添付ファイルでお送りください。演題受領確認メールを返信致しますので、返信メールがない場合は事務局までご連絡下さい。

演題送付先メールアドレス
chushi67@yamaguchi-u.ac.jp

演題募集締切日
平成26年6月13日(金)必着

学会参加者へのお知らせ・プログラム

学会参会者へのお知らせ(PDF:86KB)

プログラム(PDF:268KB)

連絡先

山口大学大学院医学系研究科産科婦人科学講座
第67回中国四国産科婦人科学会事務局 (担当:田村博史)
〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1
TEL:0836-22-2288 FAX:0836-22-2287
E-mail:chushi67@yamaguchi-u.ac.jp